犬の寿命は長生きして大体何年なんでしょう?犬を飼っています。できるだけ、長生... - Yahoo!知恵袋
aluremu27さん
基礎疾患(慢性腎不全)を持っていた犬2匹がそれぞれ15歳で旅立ったのが、うちでは一番の長生きになります。
一般に寿命といえば、人口学的な平均寿命のことになるでしょう。
平均という言葉から漠然と死亡年齢を算術的に平均するのかくらいにしか思っていなかったのですが、決してそうではないようです。
人の場合、ゼロ歳児が年齢別死亡率に従って死亡していった場合に平均何年生存するか、つまり、ゼロ歳平均余命のことを平均寿命と呼んでいます。
では、犬は?という話になってくると、ほとんど統計らしい統計はなかったのですが、何年か前の1年間をとある大学の助教授が全国調査しておられます。
その結果、犬の平均寿命は11.9歳で、性差による平均寿命の差は見られなかったそうです。
品種 別では純血種が11.3歳、雑種が13.3.歳と雑種の方が長生きだったと。
ほとんど前に何が起こったのか忘れてしまった
本来、寿命という言葉がさすものは、ひとつの個体が老化し生きるための、全ての機能を停止するまでの時間のことのように思います。
事故にも会わず、疫病にもならず、きちんと栄養摂取ができていても、老化は起こり、やがては死を迎えます。
この場合の寿命は、生理的限界に限りなく近づくため生理的寿命と呼ばれています。
老化が何故起こり、生理的寿命が何に基づくものなのか、未だ結論は出ていないようです。
哺乳動物の多くで代謝速度を基準に考えれば、寿命はどの動物でもほぼ一定であることが知られています。
端的な言い方をすれば心臓が15億回拍動すれば寿命を迎えると言われていますが、動物の寿命 には心拍が関係すると、ネズミと象の一生の拍動回数をたとえにして語られたのは、今から20年以上前。
現在は、その関係は否定されています。
多くの動物に、生涯拍動に一致した傾向が見られる程度です。
あなたが見ることができるああ言う
寿命には体重との関係があるとは考えられているようです。
動物の寿命=11.6×体重の0.20乗・・・という法則があるようで、体重が多ければ多い程、長生きすると。
ただ、人間は大きさの割に長生きのよう。
種が異なった哺乳動物では体が大きい動物ほど寿命が長いですが、同種の場合は逆で、体が小さい動物が寿命が長いようです。
イヌを小型犬、中型犬、大型犬に便宜的に分けると、一般的には寿命は小型犬が一番長く、中型犬、大型犬の順番になります。
この理由は、体内での代謝によって発生する活性酸素量が、体が大きくなるほど多くなるからではないかという仮説があります。
なぜ寿命があるかについては、遺伝子に老化が� �ログラムされているとか、細胞分裂のときにエラーが起こるとかいろいろあるらしいです。
何故か20年以上も前から動物病院には犬・猫の年齢換算表なるものがあり、動物の年齢を人に当てはめようという試みがなされているようなのですが、出典も不明なら科学的根拠も希薄ではあるのです。
私たちは私たちはどうなるのでしょ決めるのですか?
性成熟や体成熟、何を根拠にという寿命を定点に均等割しただけの換算表で、20年来、更新されていません。
更新しようにも、誰一人として科学的根拠に基づいて新たにこの表を作成しなおそうという大それた学者さんが出てこないだけなのですが。
あまり科学的なものではなく、犬のサイズにもより何歳で人で言う成人、更年期、老齢と大雑把な捉え方では見ていけるかもしれませんが。
10歳を超えれば、十分に長生きですし、きちんと責任を持って可愛がっていただいたと思っていただいていいのではないかと。
人の生理的寿命を多くの哺乳動物で一定とされる代謝速度から求めると40歳になるそうです。
また、一 般に生態的寿命は生理的寿命の半分ほどの長さで、性成熟期間の3倍ほどしかないと言うわれています。
しかし、すでに日本人の平均寿命は80歳を超え、50年後には確実に90歳を超えるのではないかと。
さらに、疫学調査からはエンドポイントが120歳位になると予測されてもいるようです。
つまり、人間は例外中の例外的生物として、非常に長い生理的寿命を持ち、しかも生態的寿命を自らの手で限りなく生理的寿命に近づけることに成功している唯一の種ということができます。
これでは、何を根拠に他の種を人の年齢に換算すればよいのか分からなくもなりますよね。
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